mino-lio「ぐんま脱炭素ブランディング事業」に参加

GNホールディングス株式会社(本社:群馬県前橋市、代表取締役社長 天野慎太郎、以下「GNホールディングス」)傘下の農業法人株式会社mino-lio(ミノリオ)(本社:群馬県高崎市 代表取締役社長 天野洋一、以下「mino-lio」)は、このたび群馬県が推進する「ぐんま脱炭素ブランディング事業」に参加し、自社商品の「ぐるりいちご(150g)」に対して「デカボスコア」を導入。従来品と比較して、いちご150gの原材料調達から廃棄までにおけるCO2e排出量27%削減(デカボスコアCO2e 27%オフ)を可視化し、お客様とともに環境への貢献を進めてまいります。

ぐんま脱炭素ブランディング事業でぐるりいちご選定

◾️「ぐんま脱炭素ブランディング事業」へ参加

群馬県が実施する「ぐんま脱炭素ブランディング事業」へ、群馬県内で製造・流通する商品の温室効果ガス排出削減を加速する一環としてmino-lioも参加。

(群馬県公式資料:https://www.pref.gunma.jp/uploaded/attachment/660283.pdf)

mino-lioの事業であるいちご栽培における、原材料調達から製造・流通・消費・廃棄に至るサプライチェーン全体でCO2e排出を見える化し、一般的に消費されるいちご(施設栽培)のCO2e排出量と比較。削減率を「デカボスコア」として表示しました。これにより消費者に対してmino-lioのいちごの脱炭素への取り組みを分かりやすく提示することを実現しました。

◾️ぐるりいちごのデカボスコアについて

ぐるりいちごのデカボスコア

「ぐるりいちご(150g)」は、原材料調達から製造・流通・消費・廃棄までのライフサイクル全体におけるCO2e排出量を評価した結果、
従来の一般的ないちご(施設栽培)と比較して 27%のCO2e削減 を実現しました。

項目排出量(150gあたり)削減率
一般的ないちご(施設栽培)895g CO2e
ぐるりいちご651g CO2e−27%(−243g CO2e)

この削減は、栽培過程におけるエネルギー効率化 や、資材・流通工程での環境配慮型の取り組み によるものです。
今後も mino-lio は、こうした可視化を通じて農産物の環境価値を高め、持続可能な地域農業の推進 に取り組んでまいります。

◾️今後の展開

本事業への参画を契機に、群馬県内での生産・流通・消費・廃棄に至るまでの工程で環境負荷を定量的に把握し、県が推進する脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

今後もmino-lioは、群馬県をはじめとする自治体、地域企業、教育機関などとの連携を強化し、「ぐんま発」の脱炭素ブランディングを推進していきます。

また、CO2e排出量の可視化や削減手法の知見を蓄積し、他の農産物・加工品への展開を進めることで、地域農業全体の持続可能性向上と、カーボンニュートラル社会の実現に寄与してまいります。

さらに、デカボスコアによる環境情報の「見える化」を通じて、消費者・事業者・行政が一体となった脱炭素の取組を促進し、地域経済と環境価値の両立を目指してまいります。

■デカボスコアとは

「デカボスコア」とは、Earth hacksが提供する環境配慮型の製品・サービスを可視化するための指標です。製品やサービスのCO₂排出量を、従来の素材や製造方法を用いた場合と比較し、その削減率をスコアとして表示します。これにより、環境への貢献度をひと目でわかりやすく伝えることが可能になります。2022年7月の提供開始以来、2025年7月時点で265社以上が導入し、対象となる商品・サービスは1,000点を超えています。

(参考URL:https://decarbo.earth-hacks.jp/

■ 本件の問い合わせ先

GNホールディングス株式会社

経営戦略室 渡邉

連絡先:info@mino-lio.co.jp